土砂災害リスクの概要

土砂災害は、地形や降雨量、土地条件によって発生しやすい地域が異なります。
ここでは、過去の災害傾向・地形条件・降雨特性などをもとに、「土砂災害リスクが高い都道府県」をランキング形式で整理しています。

※本ページは都道府県単位の傾向をまとめた参考ランキングです。
実際の危険性は、斜面・崖・谷地形・盛土の有無など、個別の立地条件によって大きく変わります。

土砂災害が起こりやすい地域の特徴

土砂災害は、単純な発生件数だけでなく、地形条件や気象条件に大きく影響されます。

  • 山間部や傾斜地が多い地域
  • 降雨量が多く地盤が緩みやすいエリア
  • 谷や崖の近くに住宅がある地域
  • 森林伐採や造成が進んでいるエリア

土砂災害リスクを確認するポイント

土砂災害のリスクは、都道府県単位よりも、個別の土地条件によって大きく変わります。

  • 土砂災害警戒区域・特別警戒区域を確認する
  • ハザードマップで危険箇所を確認する
  • 周辺の地形(崖・斜面・谷)を確認する
  • 造成地や盛土の有無も確認する

土砂災害リスクが高い都道府県ランキングTOP10

  1. 広島県
    花崗岩地帯が広く、豪雨時には土砂災害が発生しやすい地域です。住宅地でも斜面地が多く、注意が必要です。
  2. 長崎県
    山地が多く、急斜面の住宅地も多い地域です。豪雨時には土砂災害のリスクがあります。
  3. 鹿児島県
    火山灰地盤(シラス台地)が広く、大雨時には崩れやすい特徴があります。
  4. 宮崎県
    山地が多く、豪雨時には土砂災害が発生することがあります。
  5. 熊本県
    山地と河川が近い地域が多く、豪雨時の土砂災害に注意が必要です。
  6. 和歌山県
    紀伊半島は降水量が多く、山地での土砂災害が発生することがあります。
  7. 高知県
    降水量が多く、山地の斜面崩壊が発生することがあります。
  8. 静岡県
    山地が多く、台風や豪雨の際には土砂災害のリスクがあります。
  9. 長野県
    山岳地域が多く、斜面崩壊や地すべりが発生することがあります。
  10. 岐阜県
    山間部が多く、豪雨時の土砂災害に注意が必要です。

都道府県ランキングだけでは分からない点

土砂災害リスクは、都道府県単位ではなく、市区町村やエリア単位で大きく異なります。

同じ市内でも、斜面地・谷地形・盛土の有無によって、注意点が大きく変わるケースがあります。見た目が整備された住宅地でも、土砂災害警戒区域や造成地に該当している場合があります。

そのため、ランキングは「地域傾向の把握」には役立ちますが、住宅購入や物件選びでは、最終的に物件単位で確認することが重要です。

具体的な地域例としては、丘陵地や斜面地を含む住宅地の多いエリアでは、見た目だけで安全と判断しないことが重要です。

横浜市の住宅リスクを見る


この地域で住宅購入・物件検討をしている方へ

ランキングはあくまで地域全体の傾向です。
実際のリスクは、同じ都道府県内でも「個別の物件ごと」に大きく異なります。

  • 数百m違うだけで斜面条件が変わる
  • 擁壁や盛土の有無で安全性が変わる
  • 谷地形や崖地に近いだけで注意点が異なる
  • 造成地かどうかで見落としやすいリスクが変わる

「人気の住宅地だから安心」と考えて購入し、後から地形リスクに気づくケースもあります。

特に住宅購入では、 斜面地かどうか、擁壁の状態、盛土造成の有無、ハザード指定の有無など、 物件単位で確認すべき点が多くあります。

その物件、本当に安全ですか?

住所や物件情報から、見落としがちなリスクを整理できます。

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他の災害ランキング

各自治体では災害リスクを示すハザードマップが公開されています。 ハザードマップの見方については、以下のページでも解説しています。

ハザードマップの見方はこちら

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災害リスクが気になる方へ

ランキングで上位に入る地域は、災害リスクが比較的高い傾向があります。
こうした地域では、火災保険の補償内容(特に水災)を事前に確認しておくことが重要です。